ONLYMI

Essay from KAORU SAITO
買い物に少し臆病になっている人へ。
オンリー・エムアイの新しい使い方

買い物が少し億劫になって……そういう人がいた。
一体なぜ?欲しいものがありすぎて。
なりたい自分が多すぎて。
だから、膨大なモノたちに囲まれると、戸惑いの方が大きくなるからと。その気持ち、よくわかる。億劫というより臆病になっている人もいるのかもしれない。そこでふと思い出したのがオンリー・エムアイ。他では手に入らないモノに「他にはない新しい価値」を宿すのがオンリー・エムアイだけれど、言い換えればそれは、大きなセレクトショップにして、今を語るトレンドレポートにもなっている。気がつけばそれは、時代を反映し、世の中のニーズを読み取り、私たちが今手に入れるべきモノを教えてくれているのだ。さらには、買い物キャリアが長い人にも改めて買い物の楽しみを教えてくれる。つまりは膨大なモノの中で迷った時の、確かな止まり木。自分が出会うべきモノをそこで学ぶ、という使い方をしてみるのはどうだろう。

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齋藤 薫
Kaoru Saito

美容ジャーナリスト/エッセイスト
女性誌編集者を経て独立。女性誌において、 多数の連載エッセイを持つ他、美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザーとしても幅広く活躍。『Yahoo!ニュース「個人」』でコラムを掲載中。他、『されど“服”で人生は変わる』(講談社)など著書多数。